我が家は築40年の昔ながらの二階建てを購入し、購入時に一階だけを業者さんにリフォームしていただいたもの。
一階に家族のリビングダイニング、水回り、寝室があり、大体は一階で完結します。
ただ子供たちも大きくなり、特に中学生にとってはプライベートが欲しい模様…
そこで我々夫婦は自分たちを奮い立たせました。
子供部屋を作ろう…!と。
2階は昔ながらの間取り。二間続きの和室(合わせて16畳)と4.5畳の客間?が南側にあり、
廊下を挟んで北側に6畳の和室が2部屋。併せてなんと5部屋の和室。
……部屋数が多すぎる。そのせいで廊下も狭くて暗い…
そのおかげで子供たちは恐がって2階に近づきませんでした。
これではいかん!!
そこで、南側の和室群を3部屋の洋室にすることに。
昔ながらの砂壁、しかも崩れかけだったため、業者さんにお願いし、解体と壁をつくってもらいました。→ここまでで約20万円。(解体費+大工さん日当+材料費)
ここからは節約のため、夫婦でdiy!
壁紙、床張りに挑みました。
石膏ボードはりまでしてもらったので、まずはネジ穴やボード同士の隙間を埋めるパテの穴埋め作業から。これが壁紙をはる前の、大事な作業。
結論から言います。
この作業が一番辛かった…
真夏の作業だったため、汗と一緒に涙が出そうになった…本気で。
ですが、このパテが壁紙の出来を決めるくらい大事なものだそうです。
私たちが購入したのはこちら↓DIYの材料がお手頃な値段で手に入る!壁紙屋本舗さんのパテ。
https://kabegamiyahonpo.com/upload/save_image/tool/j503373-sh1.jpg
20.5畳三部屋の天井、壁でギリギリ足りました。
プロの方は、一度目に塗る上塗り、仕上げに塗る下塗りの二種類を使うそうですが、上塗り下塗り兼用のものを購入。
ただ、夫曰く
下地が痩せてきた部分だけ壁紙も沈んでる気がする…
だそうです。おそらく、兼用では無いものの方が下地の痩せなどは気にならないようですが、私からすると初めてにしてはすごく綺麗な仕上がりになりました!
ハケも同じ壁紙屋本舗さんで購入。
準備も完了し、いざ作業!
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パテは粉状なので、水を加えて練る。柔らかすぎても硬すぎても隙間が埋まらず、少し硬めの生クリームくらいがちょうどよかった…
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とにかく薄く塗る!まずはハケで隙間にパテをのせてゆき、そして平らになるようハケではみ出たパテを取ってゆきます。(なるべくハケを寝かせてこそげとってゆくと上手くいきました)ここで、隙間を埋めようと分厚くのせると、後のやする作業で自分を苦しめてくので注意!
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翌日乾いたら、パテのわずかな凹凸もなくなるよう、ひたすら紙やすりでやする→大量の粉が舞い散るので防護マスク必須!
以上の手順を、二回繰り返します。
特に天井は辛く、手がプルプルするわ力がぬけるわで運動不足の体が悲鳴をあげ…
体育会系の夫にほぼ全任せ。
一回だけでいいんじゃ…?と私は思いましたが、やはり時間がたつとパテがぎゅっと乾いて痩せていき、やはり凹凸が目だってしまい二回塗りは必須だなぁと思いました。
実はこのころ一家でコロナに感染。
当時は10日の療養期間だったため、全員具合良くなってからは夫と2人でひたすらこの作業でした。
そうでもなきゃ心折れてた……
やすり完了後の仕上がりがこちら。
こう書いてみると単純作業なのですが、私たち夫婦のdiy史上(少ない)、最も辛い作業を挙げると、このパテ埋めが一番にあがります。笑
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壁紙diyは下地づくりが完成を左右する
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とにかく薄く塗り重ねていくことが早道
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己を奮い立たせて二回塗り
壁紙をはるお話はまた今度!
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